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2016年11月13日 (日)

ガンと障害年金受給

 障害年金受給のご相談では、精神疾患の次に多いのがガンで受給できるか?が多いと感じます。65歳後の方もいらっしゃいますが、残念ながらガンの特性から請求資格がない方も多くみられます。

 でも、何年か前と比べると、ガンが障害年金受給対象だとご存じの方ばかりです。ネットの情報発信が増えた効果もかなりあるのではないかと思われます。でも初診日から1年6月経過していらっしゃらない方が多いです。

 例えば大腸がんで人工肛門を設置された方なら、障害認定日の特例で初診日から1年6月を待たずに請求できる場合がありますが、ガンだけですと請求はまだできないことになってしまいます。

 ステージⅣ、余命わずか・・・と宣告された方のご家族からのご相談もございますが、ガンは転移や進行の状況や余命で判定されないことが多く、障害年金受給では厄介な病気だと言えます。命に係わる病気なのに。

 その点もある程度ご承知の方が多く、最近の幣事務所の受任はほぼ100%(想定等級通り)です。ガンは障害状態の判断が適切なら障害年金の受給は難しいとは言えないと考えます。それが簡単ではないですけれども・・・。請求する時期の問題とも言えます。

 1年6月が経過した時点で即請求手続きを始めることが基本なのでしょうけれど、そうとばかりは言えないところがガンの請求の別の面からの難しさがあります。

 特に初診日に厚生年金加入の方で現状3級での認定も難しいが、近い内に該当しそうな方の場合、あるいは、初診日は国民年金加入で現状3級程度でも今後悪化し2級になる可能性が高いような方、このように今後悪化し障害の程度が重くなることが予測される方の請求時期の問題です。

 「今後悪化するのはみな同じではないか?」と思われるのではないでしょうか?「今後」ってどのくらいの期間? ガンの症状悪化の予測は困難ですが、あえて1年以内だとしかお答えできないですね。

 1年と言うのは、一度支給が認められると1年間は症状悪化してもより重い等級に変更請求(額改定請求と言います。)ができなくなるからなのです。1年待たなくてもこの請求ができるように改正されたのですが、その対象傷病にガンは含まれなかったのです。

 なお、死亡後にご遺族が障害年金請求される場合は、初診日から1年6月から9月までに受診された期間のカルテに基づいて作成された診断書でご遺族の方が代わりに請求することが可能です。

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